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貿易陶磁博物館 沈没船からの引き揚げ品や周辺で発掘された物が並ぶ。かつて国際貿易の拠点であったことから、「海のシルクロード博物館」ともよばれる。写真=朱印船の模型(入口正面)。
福建會館 チャンフー通りは西から東に廣肇(広東)会館、中華会館、福建会館、瓊府(海南)会館、潮州会館の順に華人会館が並ぶ。福建会館と海南会館の間に明郷華先堂がある。明郷はベトナム人と同化している。

ホイアン市場

来遠橋 日本橋

ホイアン 貿易陶磁博物館
ホイアン
16世紀末以後、ポルトガル人、オランダ人、中国人、日本人が来航し、国際貿易港となった。徳川家康が朱印船貿易を行っていた頃、日本人街と中国人街が形成された。
江戸幕府は3代・家光の代で鎖国に転じた。また、オランダ東インド会社の商館も閉鎖された。中国人街は1771年のタイソンの乱で全焼し、1800年代以後再建された。
ホイアンは衰退して国際貿易の拠点はダナンに移行したが、逆に、ベトナム戦争時にも破壊されることがなかった。
昔の繁栄を今に残す「ホイアンの古い町並み」は1999年に世界文化遺産に登録された。
満月の日(旧暦14日)にはランタン祭りが行われる。夕方、町の灯りが一斉に消え、あちらこちらをランタンが照らす。ランタンは朱印船貿易の頃の交易品といわれる。
ホイアン市場 トゥボン川沿いの魚市場では新鮮な魚介類が手に入る。売り手の掛け声、値段交渉のやりとりはアメ横と変わらない。早朝がお勧めである。
カオラウ(Cao lầu) 麺は伊勢うどんが起源のコシが強い。豚肉、揚げたライスペーパー、もやし、香草がのっている。農耕スープを麺に絡めて食す。ヌックトゥやライムをかけてもおいしい。写真は専門店「THANH CAO LAU」のカオラウ。