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[左] 戦争証跡博物館(Tang Chung Tich Chien Tranh) は旧大統領官邸の裏にあります。屋外には米軍の戦闘機や戦車が展示されています。外国人観光客を中心に年間40万人が訪れます。
[中]
1968年 サイゴンでの処刑 南ベトナムの陸軍少将で警察庁長官のロアンが、ベトコン兵を射殺する直前の写真です。1968年のピューリツァー賞を受賞しました。

[左] 米軍が使用した枯葉剤による奇形胎児のホルマリン漬けです。

 戦争証跡博物館i

 当時9歳のキム(Kim Phuc Phan Thi)さんはチャンバンで暮らしていました。

 1972年6月8日、南ベトナム軍がナパーム弾を投下しました。左の写真は裸で逃げるキムさんです。AP通信のフィン・コン・ウト(Huynh Cong Út)が撮影したこの写真は1973年のピュリツァー賞と世界報道写真大賞を受賞しました。

 空襲で大やけどを負ったキムさんは17回も手術を受けました。1992年に結婚し、今は2児の母です。右の写真は1995年に撮影されました。カナダ・トロント近郊のエイジャックス(Ajax)で家族と一緒に暮らしています。

 キムさんは1999年に自叙伝を出版し、1997年からはユネスコの親善大使です。また、1997年にキム基金(Kim Foundation International)を設立し、戦争の犠牲となった子どもたちに対する医療および精神的支援に貢献しています。

 (Bao Tang Chung Tich Chien Tranh)

 逃げる少女i

[左] 沢田教一が撮影した「安全への逃避」は1966年のピュリツァー賞を受賞しました。撮影時もUPIの社員でしたが、取材は私費で行われました。しかし、この写真が高く評価されてUPIの特派員となりました。

[中] 生後10か月のベトとドクです。1981年に中村梧郎が撮影しました。

[右] 兵士が死体を引きずって運んでいます。石川文洋が撮影しました。

 日本の写真家i

 戦争証跡博物館とは?i

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